2005年09月29日

(逆)セクハラ

(9月29日 記)
その郵便局のお風呂には一人の男性職員が入浴を終え、パンツをはいて体を拭いていた。それは勤務時間だったが、彼は有給休暇をとって風呂に入っていた。人影を認めた女性の上司が戸を開けて驚いて閉めた。そして再び戸を開けて、勤務時間内に何故入浴をしたのかを誰何した。

 ――彼女はその男性から(逆)セクハラで訴えられた。裁判になり裁判官は女性に10万円の慰謝料支払いを女性に命じた。

 ある女性弁護士のセクハラについての講演を聴いた中に出てきた実例である。

 ジョギングだってマラソンだって、男性は上半身はだかである。そんなことが裁判になり、おまけに女性が10万円払う羽目になる。ばかばかしいが、その理由は、入浴室での裸体をその女性に見られたのが、何故かはわからないが、その男性にとっては、裁判に訴えても黒白をつけたいほど厭だったからだからである。男性が気にさえしなければ何でもないことだったのだ。

 オペラの演出をしていると、女性の体を触ったり、裾を捲らせたり、セクハラまがいのことをやるーーいや、やらざるを得ない! ことに「魔笛」での侍女達、両組で6名の妙齢の女声歌手達に演出上それをやりまくることになってしまった。申しわけありませんでした! でも幸いなことに、まだ訴えられてはいない。要は相手に嫌がられなければいいのである!普段のおこないが大切だということだ! ますます慎むことにしよう。
posted by opera-okamura at 22:55| Comment(0) | 日記

2005年09月23日

公演後に回収するアンケート

(9月23日 記)
「魔笛」公演でのお客さまからのアンケートの一つにこういうのがあった。演奏についての所感:オーケストラ演奏者たちが見えたらよかったのに!――初めてオペラというものに接するのだ、極めて素朴にして自然な感想だ。オケピットの機能を知らなくとも無理もないわな!

総てへの手放しの賞賛、かと思えば、何とか欠点を探り出そうという批判だらけのなぐり書き。同じ歌手に対しても大賞賛(さくら?)とけなし放し(これも、さくら?)の両極端の感想。思いついたことをひょいと書いたものばかりで、公演中に一生懸命考えて書いたと思われアンケートは一つもなかった。

アンケート回収箱以外に、しかし、こんなに「魔笛」を知り尽くしている人がいるのかと感心する投書があった。僕の演出が誉められているのでおもわゆいが、――だからこそ取り上がるのだが!!ーーNPOみんなのオペラのホーム頁の「みんなのオペラ掲示板」の高野という方のご投書をお読み頂きたい!

オペラを大衆化する。その為には高野さんのような方より、オーケストラボックスを初めてご覧になるお客さんへのサービスを大切にすべきなのだがーー!
posted by opera-okamura at 19:48| Comment(0) | 日記

2005年09月16日

くそくらえ野球中継

(9月16日 記)
 NHK総合TVは延々と大リーグ中継中。松井のヤンキース対どこだか忘れた球団名はどおうでもいい!。ヤンキースリードの4点差で最終回に入ろうとしたが相手がヒットを打ち、ヤンキースがエラーをしてどうしても終わらない。11:35時は迫る。延長だとこっちの「いっと6けん」でのオペラ紹介は飛んでしまう!今日が初日!券は残っている。いらいら、どきどき!!

 飛び込みでNHKから取材の申し込みがあったのは1週間ほど前。熱心なデイレクターは演劇をやっていた若者で優秀。大衆に顔を向けたオペラ公演として小生演出のNPOみんなのオペラ「魔笛」公演を取り上げたいとのこと。スタジオでの練習風景、そして、最初の公開総練習日にカメラを入れて入念に取材し、僕のコメントも撮り、準備万端ととのい本公演初日朝11時35分からの放映を待っていたのである。それは衆議院総選挙の前日、9月10日(土)の朝のこと。あとは選挙放送がどう割り込んでくるかだけです、と言って帰って行ったのだった。

 なんと選挙放送ならぬ野球中継が総合テレビを占領!早く終われ!!一秒は一年のように長い。そして11時35分。テレビ画面に「このまま野球中継を続けます」。まだ希望はある。あと5分くらいで終われば放映はあるやも知れない!いらいら、どきどき!尻がむづかゆい!そして遂にテロップは「いっと6けんはお休みします」!!!くそくらえ野球中継。海の向こうのことじゃねーか!
posted by opera-okamura at 15:39| Comment(0) | 日記

2005年09月09日

文字板

(9月9日 記)
 視覚と聴覚と、人間ではどっちが優れているのだろうか?―解らない。でも生まれたての赤ちゃんは目はまだ見えないのに大きな声で泣く。あれは聴覚のなせる業ではないのだろうか? ならば優劣は別にして、聴覚の方が早く人間は開くのだ。

 先進国にでさえ文盲は今でも居る。でも文盲の人でも言葉はちゃんと喋る。識字という作業は相当に脳を使うが、識語は誰でも出来、そしてどんな未開の人でも、特別な勉強はせずともコムニケーションの為の言葉は喋るのだ。つまり、視覚と聴覚を比べると、聴覚の方がコムニケーションをとるには便利なのである。

 だから結論として僕は、文字板よりナレーションを重用し、今上演中の「魔笛」では僕のナレーションをモーツアルトの音楽の邪魔をしないように随所にはめ込んで、文字幕の替わりに使用している。

 ウイーンの国立歌劇場で使っているような手の掌の上に載せて、眼前で観ることの出来る文字板があれば話は別だがーー。それでも文字板上の訳語は重唱になると誰が歌っているのかの識別が難しくなってしまう。そして文字板でのオペラの歌の訳はお金がかかるのも難点だ!
posted by opera-okamura at 12:35| Comment(0) | 日記