2006年04月28日

早起きの得

(4月28日 記)
 今朝のトイレは5時。このトイレ時が頭が一番冴えるとき!常に用意してある紙と鉛筆に頭に浮かんだことを書き付ける。あの歌曲の歌い方、オペラ演出で思いついたこと、明日の原稿の言い回し、忘れていたレストランの名前、送るべきメールーーetc。

 だが今朝はテレビのスイッチを入れた。こんな時間のテレビを見るのは数年で1回くらいーー。で、我が母校、早大と京大が古代エジプトのビールを再現製作し売り出したということを知る。早大の吉村作治・教授が、発掘した壁画から原料の麦を割り出し、京大がその麦を再製し共同で創ったとかーー。1本売れると10円づつが両校に入るのだそうだ。それから歌舞伎俳優と女優(確かこれも早大校友の吉永小百合)が春の叙勲を受けたニュース。吉村・吉永、のご両人共に面識有り。共に目出度い
ニュースなり!ーーでもひらめきは、テレビのお陰で何も出なかった。早起きは三文の得か損か?

 テレビを切り、布団に潜り込み、いつものように9時に目を覚ますと窓外には雄大な富士の麗姿!あのとき、あと少し長く起きていたら富士は何かのインスピレーションを与える姿だったかも知れない!
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2006年04月22日

短縮は辛い!

(4月22日 記)
 長い!そうお客さんが感じるなら、短くせねば!ーーだが、どうやって!?「松」は自分でも削除・整理をするべきだと思う。でも「お秋」は受けたし、多くの客が最後で泣いていたし、あのままでいいのでは、と自分で納得する部分があるのだ! だが「松」に手を入れても、このままなら休憩を入れなくとも、両作品で正味2時間をどうしても超えてしまうのだ!!

 周五郎の2つの短編を脚色し、大中恩が作曲して創った新モノオペラ「人情歌物語 松とお秋」。誰もやったことのない試み。全労済会館スペースゼロでの4回の公演はこの16日(日)に終わった。これをヒット作品にするには、客が長い、と感じてはまだダメだ!
 だが原作をモノオペラに脚色、つまり自分一人で全役を演じる台本にし始めてもう3年以上。我がスタジオでの試演会から数えると公演回数は既に7回だし、遊郭の情緒てんめんな「お秋」の短縮は周五郎・先生にも申し訳ないのだが、6月の浜松公演では決定版を創らねばならない。
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2006年04月14日

新モノオペラでの大トチリ

(4月14日 記)
間違った、間違った!既に3回、新宿、全労済スペースゼロでの「人情歌物語 松とお秋」。休憩を挟み全2時間、全9役を歌い喋る中で、何度間違い、安田/ピアノと磯部/クラリネットの共演相棒をあわてさせたことか!!こんなに大量の間違いは長い歌手人生の中で初めてだった!

 指揮者もプロンプターもつかない新モノオペラとはいえ、自分で周五郎・作品を脚色したのだから、長いとか難しいとか、誰にも文句はつけれない、自業自得だ。作曲の大中恩先生はさぞ客席でやきもきされたことだろう!

 葦簀を立てた屋台や場末の遊郭、行灯の舞台を入れ、稲妻、蛍、裏長屋、蓮池などの照明を入れ、木枯らし、雷鳴、セミ時雨と音響効果を加えて公演してみると、もはや浪曲風新モノオペラというタイトルは止めた。もはやこれは動きのない浪曲ではない。

 明後日曜は全労済の最終公演。何とか間違わないでやりとげ、9月の東京文化(小)と江東区文化センターでのNPOみんなのオペラ本公演に向かいたい。
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2006年04月10日

選挙対策に困憊する国会議員たち

(4月1日 記)

僕は国会議員コーラス愛好会の指揮者、指導者である。数年前の発足時に大の音楽愛好家の簗瀬進・参議院議員に頼まれて創立準備メンバーのアドヴァイザーとして会議に出席し、自ら手を揚げて指導者となったのだからヴォラテイアー、奉仕活動である。

衆参両議院の超党派の議員達とその一親等の肉親で構成される団員は100名程を数え、既に日比谷公会堂と青山の青年会館で2回の発表会をし、ヘンデルの「ハレルヤ」、ヴェルデイのオペラ・ナブッコの「行け想いよ、金の翼に乗って」などの難曲を主にほぼ満員の聴衆を集めユネスコ等へのチャリテイ献金をした。共に6時19分の開演。ドイツ語で音楽のことをムジークと言い、その語呂合わせだ。第一回は日程まで6月19日だった。僕の願いを入れてくれたのだ。英語・ミュージックの語呂合わせだと3月19日が休日でないと開演時間の都合が悪い。

指揮者を務め、練習の後一緒に飲みに行き、多くの議員たちを知るまでは、マイナスの話題のみで知るニュースのおかげで国会議員の印象は悪かった。こわもてはするが、選挙では平身低頭をする彼等へのイメージはマイナスだ。それが国民の一般的な印象だろう。

だが彼等はレセプターが磨かれている。練習をしていて僕の言うことを如何に理解するかで解る。――出来るかどうかは別にしてーー。そしてあの国会での野次の応酬とは全く違い常識人である。そういう人達だけがコーラスを歌いに来るのかも知れない!どうして不祥事を起こす議員がいるのか、と思うくらいだ。やはり我々の代表だと胸をなで下ろしたのが指揮をしてからだった。

練習をしていて困るのは、欠席が多いことだ。休日は選挙区へお国帰りだから練習できないし、3時間の練習時間の中で、最初の20分と最後の15分しか出れなかったりーー。お国の為の欠席だと考え我慢しているが、どうもその多くは、もう一度議員になるためのものらしい!如何に選挙対策が大変でそのために時間だけでなく金を使わねばならいか!彼等は多忙だ、そして決して金持ちではない!我慢のお陰で僕はそれをよく知った。選挙に時間と金を使わない政策を創るのが彼等の急務なのだが!?
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2006年04月08日

モノオペラ「人情歌物語」

(4月8日 記)
永年オペラを歌ってきたが、自分で自分を演出して歌い語るのは初めてだ! 端役を除き9役を一人で演じるモノオペラ「人情歌物語 松とお秋」。真冬の物語「松」では雪が降るが、僕は舞台前方で演技しているから、後方で降る雪の様子は見えないからコントロールしようがない。「お秋」は真夏の物語。蛍が飛び交う沼は後方に紗幕ででるから、これも前で歌う僕には全く見えない。誰にも文句は言えない。セットを考え歌う場所を決めたのも僕なのだから!

 オペラは高価だ。1枚5万円もする外来オペラの券を買う一部のフアンはいつも同じごく限られた人々。だから大衆のものにはならない。高価なのは制作に金がかかるからで、それを補うために殆どのオペラ団は出演者が売る券代をあてにする。ということは出演者が多ければ多いほど主催者にとってはいいのだ。だからモノオペラは殆ど我が国では上演されない。

 敢えてモノオペラを創作したのはそういう理由が非常に大きい。僕とクラリネットとピアノの3名だけ。出演料、大小道具や照明の人件費、道具費用を入れても、首都圏なら110万円と、通常のオペラ公演の小道具代ほどで賄えるのだ。

 底辺に生きる周五郎の原作から大中恩が和魂洋才で作曲したモノオペラ新宿、全労済スペースゼロ主催公演は明日曜・9日14時開演が初日、11,13、16日と全4回。面白く安いモノオペラを是非ご高評下さい!
posted by opera-okamura at 20:58| Comment(0) | 日記