2006年07月30日

腰痛

(7月30日 記)
いつも続けていた往復徒歩40分、そして1時間半のトレーニングセンターでのマシンを使っての運動が物凄くしんどくなった。この1ヶ月程だ。

仕方なしに病院に行った。――腰部脊柱管狭窄症。これがレントゲンとMRI検査の結果の僕の腰痛の後の診断だ。みのもんた氏と同じことだそうである。要するに背骨の腰部のつがいのクッションがいかれてきてずれ、神経が圧迫されているのだ。秋に仕事の合間を見てみのさんのように手術をせねばならない。それまでは注射と飲み薬で痛み軽減だ。

迫ってきた新モノオペラ「人情歌物語 松とお秋」公演で舞台で転がったり、屈んだりせねばならない。独唱会では2時間立ちっぱなし。注射を打って何とか乗り切るぞ!
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2006年07月20日

平和の祈り

フランスはブルゴーニュ地方、ヴェズレのサン・マドレーヌ教会。第二次世界大戦の硝煙が収まったばかりの1946年。一人の神父の呼びかけに応じて世界中から4万人の信徒がここに集まり、二度と戦争はしまいとの誓いをした。

遙か離れた国から大きな十字架を担いで幾人もの人々が参加した。中にフランスの敵国、敗戦のドイツ兵が十字架を担ぐ軍服姿があった。人々はつい先まで恐怖の相手であったそのドイツ兵達を歓迎して、一緒に平和の祈りを捧げた。ーー誠に感動的な話しである!十字架の元には仇敵も平和の同胞となったのである。ーー今、観たばかりのNHKのフランスの旅番組でのことである。

だが、60年たった今、世界の戦争はがらりと様変わりをした。もはや十字架の元には敵味方は集まれない。今はキリスト教徒と回教との敵対を主とする、宗教と宗教、人種と人種の争いになってしまった。ーーどおうやって敵味方は、誰に平和を祈るのか?
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2006年07月15日

ジダンとマテラッツィ 

(7月15日 記)
ジダン選手はアルジェリアからの移民だそうだが、アルジェリアは回教国で、イタリアからは地中海を挟んだ北アフリカに位置する。ジダンが世界サッカー選手権フィナーレで頭突きを食わせたイタリアのマテラッツイ選手が何と言って彼を侮辱したのか?

フィーリーヨ/息子 デッラ/の ミニョッタ/売春婦!=売春婦の息子め!――これはイタリアで男性に対する最も侮辱的な罵りの言葉だ。女性に対するときはフィーリアとなる。ミニョッタはプッターナ/娼婦としばしば置き換えられる。トウーア/お前の ソレッラ エ/フィーリア デッラ ミニョッターーお前の姉は売春婦の娘だ!

こんな言葉をマテラッツイが使わなかったことを祈るものだが、使ったとしてもそれはピッチの外で、ジダンはピッチの中、試合中に頭突きをおこなったのだ。明らかに非はジダンにある。サッカー試合ということでくくるならばーー。

くくらずに一般論でなら、この事件は、肌の色、歴史の流れ、宗教、などにより、如何に多くの差別が人間社会には存在するのか、ということを我々日本人に思いしらせてくれるのだ。
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2006年07月08日

契約

(7月8日 記)
オーストリアのリンツ歌劇場専属の頃。一人のソプラノ歌手が涙にくれていた。「魔笛」の“夜の女王”役で西ベルリン==当時、ベルリンはまだ西と東に別れていた==歌劇場から声がかかったのだが、リンツでのリハーサルの為に契約上どうしてもベルリンでは歌えないのである。彼女のリンツとの専属契約が、草野球の選手に巨人軍でプレーしないかとかかったような大チャンスをダメにしたのだ。然し、誰も異論は唱えなかった。彼女も運が悪い、又チャンスはある、と納得しての涙だった。

 全日本サッカーの監督にオシムさんが就任する。然しそれは、ジェフ市原との契約を破り、ジェフ市原もそのフアンの反対を押し切ってのことだったのだ!

 契約を破棄することが出来るのは、契約を交わした両方が、破棄することに同意した場合に限るのだ。全日本監督という名誉が、全日本監督という横暴に変わらないことを祈る者である。
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2006年07月01日

人種差別

(7月1日 記)
 眠い!深夜、ドイツ対アルゼンチンのサッカー・ワールドカップ試合準々決勝を見たからだ。
ドイツでは10年間もキールとケルンの歌劇場で歌わせて貰ったから、勿論、ドイツを応援した。

 延長戦でも決着が付かず、PK戦でやっとドイツが勝った。一次で敗退してしまった日本戦のときのように手に汗を握った。その昔ケルン専属第一バス歌手の頃、FCケルンで活躍していた奥寺選手と一緒に、日本料理店で餅つきをやらされたこともある。ーー試合内容に目を見張っただけではない。開始直前の両チーム主将宣誓内容もそうだったのだが、大観衆の前に大きく”Say no,to racismーー人種差別に反対しよう”と垂れ幕が出たことにびっくりした。 

 日本という隔絶された島国にいると感じないが、ドイツだけではなく、こういう世界的な国際試合では、人種差別は休眠火山のマグマのように、民族の血、として吹き出すものなのだ!ドイツに住んだから僕はドイツを応援した。それは人種差別ではない。でもドイツ/アーリアン・民族とアルゼンチン/ラテン・民族の人々は、血がたぎったに違いない?ーー今、世界で起こっている戦争の原因が、この悲しい人間の業なのだ!
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