2009年06月23日

実質700円のオペラ公演

テレビで宣伝を観たから、一緒に見に行かないか、という家内に引きずられて「真夏のオリオン」という戦争映画を観た。どうせ「眼下の敵」というクルト・ユルゲンス主演の名画の焼き直しだろうと考えて行って、立派な娯楽作品なのに、平和と人類愛を主題としたその見事なできばえに感激した。オリオンはご存じ星座名だが、この名を付けた曲が狂言回しになっている。ーーシニア値段で入場料は1000円。客席はまばら。しかし、口コミできっとロングランになるだろう。こういうものと対抗するにはオペラは辛い!!この27日(土)の僕の「松とお秋」もシニアと身障者割引は1000円だが、一般は通しで4000円、1話が3000円だ。僕が全9役を一人で演じ、伴奏はピアノとクラリネットだけ。だが、紙芝居のように紗幕に画をスライドさせ、道具ーーこれも一話一杯のみーーを入れると、満杯になっても宣伝費、印刷費などで物凄く苦しいのだ。初台の新国立劇場のオペラを観ても、同じ劇場での見事な井上ひさし作の演劇公演が三分の一の入場料じゃ、とても太刀打ちできないと思ったことだ!ーーまあ、重要文化財の上野・旧奏楽堂の入場料が三百円だから、「松とお秋」千円券=まだ少しあります=は実質七百円だとお考え下さい。松ー16時、お秋ー18時半、開演です。
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2009年06月18日

紙芝居風モノオペラ

「浪曲風、新モノオペラって、どういうふうに上演するのですか?」ーー。人情歌物語「松とお秋」についてよくご質問がある。誰も手を付けたことのない試みだから当然だ。「オペラは高価すぎて、首都圏だけした本格的なものは聴けないじゃないか!」という声に答えて、安く、身軽なオペラを周五郎の原作から創ったものなのだが、座布団1枚の上に座り、三味線1丁だけの伴奏で、1枚の和服姿のみで、照明効果も入れず、何役もの人物を演じ分ける、世界に誇る日本伝統話芸を想定した。==松ー屋台1台、お秋ー廓部屋1つ、ピアノとクラリネットだけの伴奏、松ー江戸の人足の衣装1枚、お秋ー和服1枚(共に千地泰弘・作)、+ とっくり、団扇、行灯が全道具で、松ー45分、お秋ー1時間。僕が全9役を歌い喋り演じる。舞台中央の僕の頭上にスクリーンが架かり、それに浦辺画伯の画が劇の進行にあわせて映し出される。ピアノとクラリネットは客席からは見えない。紙芝居風モノオペラ上演だ。70歳以上と身障者千円。各話3千円、通し券4千円。NPOみんなのオペラ・サロン会員は3割引。どうか6月27日(土)16時ー松、18:30時ーお秋、JR上野駅公園口より徒歩10分の旧奏楽堂ー重要文化財。どうかお越し下さい。
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2009年06月09日

無題

日本伝統和芸、浪曲からヒントを得、山本周五郎・短編集の「嘘あつかねえ」と「ほたる放生」を脚色して江戸社会の底辺に生きる薄幸の男女の物語、新モノオペラ「松とお秋」。昨年の公演会場は「お秋」の舞台・須崎の廓である江東区の文化センターだったが、今年は「松」の舞台である浅草寺の近くの、うら寂れた屋台、台東区、旧東京音楽学校奏楽堂==明治村に移転の話が出ると楽壇から反対の声が上がり、当時の台東区長、内山さんの英断で上野公園の現在の場所に、国の重用文化財として落ち着いた==で公演する。日本での最初のオペラ公演が三浦環主演「オルフォイス」でおこなわれ、滝廉太郎、山田耕筰が演奏した由緒ある会場。ーー古い設備に、照明、舞台、音響係りたちが苦心をしながら、これより安いオペラはない公演をお聞かせするーー6月27日(土)16時「松」開演。18:30時「お秋」開演。1話ー3000円。2話ー4000円。身障者と70歳以上は1話ー1,000円。完全入れ替え制だ。
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2009年06月02日

ご來聴のほどをお願い申しあげまーするー

前回このブロッグでお願いした購入したい絶版の本は、小生の元・弟子がインターネットで見つけてくれたので、用済みです。お騒がせしました。−−ここで宣伝。ーーまだ誰も手をつけたことの無い、浪曲から発想を得た新モノオペラ「松とお秋」再々再演が今月27日(土)上野の旧奏楽堂でおこなわれます。松/16時開演、45分間、お秋/18:30時開演、1時間、それぞれが1話になっていて完全入れ替え制。1つの噺が3000円、両方だと4000円、身障者と70歳以上は各噺50名限定で1,000円。小生が全9役をピアノとクラリネットの伴奏で一人で演じ歌い、山本周五郎の描いた江戸社会の底辺に生きる男女の悲哀に大中恩が曲をつけたモノオペラをお聞かせします。舞台後方紗幕に写る浦辺和己・画伯の手になる絵が紙芝居よろしく物語を追います。オペラは面白くて安くなければならない。このモットーで創りました。賑々しくご来聴のほどをずーいっとお願い申し上げまーするーー。
posted by opera-okamura at 20:40| Comment(0) | 日記