2010年02月26日

世界の耳目を浴び

女子フィギャースケート。艶やかなスケーターたちで優秀な成績を収めたのは金メダルのキムヨナ、銀の浅田真央、安藤美姫、鈴木明子、他にもアジア系の若い女の子たち。黒人が走るのに強いように、アジア系は踊り滑るのに強い!ところでトヨタが逆風に晒されている。これだけ世界的な話題になるのはトヨタが如何に大きくなったかの証拠でもある。トヨタと真央のおかげでこの数日の世界のマスコミの目は日本に傾いている。そうなるかどうかは知らないが、僕も来る5月末のオーデイションで選ぶ12人の歌手たちを引連れて、世界のプッチーニの中心地でオペラ「マダマ バタフライ」を上演する。真央も美姫も明子も、そして、トヨタの社長も、世界の中心で、震えて滑り喋っている。僕は演出だから公演当日は影の存在だが、多分殆どが始めて世界の中心で歌う、沢山の応募者の中から僕とイタリア人の二人が選ぶ歌手達も、彼らのように世界の耳目を浴びて、どうか動ぜずに、堂々と歌い演じて欲しいものだと、心からテレビ画面を見ていて思うのである。
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2010年02月19日

日ごろの精進

バンクーヴァー・冬季オリンピック、男子アイ、フィギュアーススケート、高橋大輔3位。その決定のテレビ中継直後に書いている。小田信成7位。高橋は日本男子初のメダルを取れて嬉しく感無量だとのコメント。可哀相だったのは小田。4回転ジャンプで尻餅をついてしまった高橋もそうだったが、途中で靴紐が切れて中断。でもめげずにやりなおした。演技をとめた瞬間は、てっきり腕を折ったのでは、と思った。ーーその昔、ローマでの学生時代。僕はアルバイトで音楽会の楽譜の譜めくりをしていた。あれはローマでも重要なシリーズ音楽会。ヴァイオリンのオドノポゾフのリサイタル。ドイツ人の伴奏者の譜めくりを僕はやっていた。オドノポゾフはその数年前にオイストラッフに次いでチャイコフスキーコンクールで2位になったヴァイオリニストだ。途中で妙な音を発して彼の楽器の弦が切れた。と思った。しかしよく見ると駒が外れて、弦がペシャンコになっていた。ブラームスだったと思うが定かでない。これがオーケストラとの協演だったらコンサートマスターの楽器を借りてそのまま演奏を続けれ事が出来るのだが、独奏会はそうは行かない。彼は楽屋に引っ込んで駒を
直して出直してきたが、その間、伴奏のピアニストは鍵盤に向かって居ついたまま。仕方無しに僕も所在無く彼の陰に隠れるようにして、満場のお客様の視線に晒されたまま舞台の上。お互いに英語で同でもいいことを喋り合い、オドノポゾフの再登場を待ったのだが、その時間は永遠の長さだった!彼は戻ってきて、何事も無かったかのように弾き続け、それに客は盛大な拍手を惜しまなかった。ーー大事な大一番の瞬間に起こる突発的な事故。これに打ち勝つのは、やはり日ごろの精進からくる自信以外にはないようだ。
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2010年02月13日

オリンピック開会式とオペラ

バンクーバー冬季オリンピックが今日の昼に開幕した。アジアは昼だがヨーロッパは深夜。懐かしいあっちじゃ魔法のテレビの視聴率は悪いだろうなー。ところで、新聞によると事業仕分けでボブスレーはマイナーな競技とされ、支援をする必要はあるのか?とされたそうだが、マイナーというと音楽でも金のかかるオペラは仕分けの格好な対象になりそうで心配である。いや、もうなってしまったか!?ところで、カナダの自然と先住民文化を反映させて開幕式のアイデイアは立派だが、その演出は北京オリンピック演出のチャン・イーモーにはその完成度で及ばない。最新技術を駆使したテレビ向けの照明を見ると、オペラもあの技術を導入し、舞台造りと転換を綺麗に早くできそうな気がする。演劇、ミュージカル、歌舞伎も加わり使用頻度を上げれば、コストダウンも可能だろう。−−半世紀前のNHK招聘イタリアオペラ団公演の頃から何と進化したことか!
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2010年02月04日

オーデイション応募者のプライヴァシーは守られる

オペラ「マダマ バタフライ」のオーデイションに興味のある皆さん。いろいろとご事情のある人もおられることでしょうから、オーデイションは芸名で受けてもかまわないことになっています。但し、応募用紙用に提出した写真の人が受けなければ失格で、又、事務局からの連絡は全て、日本国内であろうと国外だろうと、提出する住所に行きます。合格発表は応募番号でおこなわれ、本名は発表2時間後にオーデイション会場と同じ、イタリア文化会館アニエッリ・ホールで上演される、合格者によるデビューコンサートの場で、初めて公表されます。オーデイションは非公開です。つまり受験者のプライヴァシーは完全に守られます。伴奏ピアニストを同伴できない方には、主催者がピアニストを用意します。どうか安心して受けてください。全ては千円を事務局に郵送すれば、理事長印のある応募用紙と共に送付される応募要項に書かれています。
posted by opera-okamura at 19:32| Comment(0) | 日記