2012年01月16日

良い世の中になったなもんだ!=1月16日 記

「ここはな、むかしは全部いちめんの森だったよ」。いちめん広い広い畑の中の一軒家で90歳のおじいちゃんが説明する。「そうだそうだ。それをおらたちが開墾してこんな畑にしたのよ」。竈の下の薪をもやしながらおばあちゃんが頷く。電気は来たが都市ガスは来ていない東北の田舎である。−−これはNHKテレビのキッチンか―の一こま。キッチンのついた大型のキャンピングカーで日本を廻り、現地の
食物を使って乗り込んだ一流シエフが調理をするという番組。そのときは、おじいちゃんとおばあちゃんが丹精して創った野菜を使って女性のシェフが美味そうな和食を創り、食材を提供してくれた現地の人々を招待して食事会をした。ものも言わずに食べ終わった90歳のおじいちゃんが一こと。「本当に、良い世の中になったもんだ! もっともっと長生きしような」。皺の刻まれた顔に化粧をしたおばあちゃんが大きく頷いた!
posted by opera-okamura at 20:55| Comment(0) | 日記