2011年10月14日

80歳にして歌う

「おい、いつまで歌うつもりだ?」友人のジャーナリストが僕に聞く。歌う商売は一体いつまで続けられるのか、彼には全く解らないらしい。「お前の定年よりは長いぜ」「へー、じゃ65歳になっても歌っているのか!ーーがっぽり稼ぐんだなあ」彼は、クラシック歌手というのは、特に外国で歌うと、凄いギャラをとるものと思っている。「馬鹿なこと言うな!ーー俺たちにはお前たちのように退職金だ、ボーナスだなんていうのはぜんぜんないんだ」「そのかわり、ギャラが高い!」「それが大きな誤解だ!ーー年金だって、俺と女房と合わせて、年に100万円ほどしかないんだ」「どうして?」「向こうで歌うと、強制的にギャラから相当の額を年金に当てる金として国にとられるのだが、EU圏の国民でない日本人には、EU国圏の年金システムは適用されず、年金分として収めた金だけが、金利もつかずに帰ってくるだけなんだ。EU圏国の歌手なら、年金分としてとられた金額と同額の金が付加され、つまり倍になり、それに利子が付いて返ってくるんだ!」「ーーそういうものなのか!」ーーだからといっては必ずしも正しくはないが、とうとう80歳になってもまだ歌っている!来る29日(土)浜離宮朝日ホール14:00??での傘寿記念リサイタルでそれを証明する。
posted by opera-okamura at 22:27| Comment(0) | 日記
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